無事引っ越しが終わって悩むのがご近所や管理人、あるいは大家さんへの挨拶です。粗品を持ってこれからよろしくお願いしますと言うだけなのですが、そもそも挨拶は必要なのか、贈るとしたらどんな品物がいいのかについてお話します。
引っ越し挨拶が必要な時とそうでない時
まず単身の引っ越しでは半数が、家族の引っ越しでは1~2割ほどの人が引っ越しの挨拶はしていないという調査結果があります。
引越し時の、ご近所への挨拶は?最近の『挨拶事情』を大調査! 引っ越し侍
単身引越しの場合、挨拶した人の中でも形だけやっておこうと考えた人もいるでしょうから、かなり多くの人が引っ越しの挨拶はあまり必要ではないと考えているのではないでしょうか。
ただし、上の記事にも書いてありますが、中国・四国地方の人は9割以上挨拶をするということで、そちらに引っ越しするなら単身でもしたほうがいいでしょう。
家族での引越しではほとんどの人が挨拶をしています。特に小さい子どもがいたり何らかの理由でご近所に迷惑をかける可能性がある、あるいはご近所と親しくなっておきたいと考えているなら挨拶に行っておいたほうがいいです。
かもしれないというのは相手が対応するのを面倒だと思っている可能性があるからです。もし相手が迷惑そうにしていたり、挨拶されるのを拒むようなら早々に引きあげましょう。
ここまで読んでまだ挨拶に行くべきか行かないべきかで迷うなら、目的を考えましょう。引っ越しの挨拶をする目的は「ご近所との関係を良くしたい」でしょう。なのでご近所との関係はそれほど重要でないと思うなら挨拶に行く必要はなく、重要だと思うなら行ったほうがいいとなります。
挨拶に行くときに持っていくおすすめの品物
粗品として持っていく物はお菓子類やタオルがおすすめです。特に日持ちがしてすぐに食べなくていいクッキーのようなお菓子が人気です。
ただ、甘い物がダメという人や砂糖が入っているものは食べないという人もいるので、タオルがより無難ですね。
洗剤は避けたほうがいいかも
こういう場面での贈り物に洗剤をイメージする人も多いでしょう。実際、洗剤を持っていく人は結構いるのですがあまりおすすめはしません。一言で洗剤といってもさまざまあり、相手のご家庭で使っているものとは違うものを贈ってしまった場合に迷惑になる可能性があるからです。
例えば自分がいつも中性洗剤を使うからといってそれを贈っても、相手のご家庭では食洗機を使っていて洗剤は弱アルカリ性かもしれません。液体洗剤を使っていたらまだいいですが、タブレットタイプを日常的に使っていたら手間を増やしてしまいます。水回りの物を贈るならスポンジのほうがいいです。
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