引っ越しはやるべきことが多く、行き当たりばったりにしてると後々面倒が出てくるのでちゃんと手順を把握しておきましょう。
①予算を立てる②いつ引っ越しするのか決める③必要書類の準備④物件探しと引っ越しの見積り⑤契約の確認と住所変更などの手続き⑥荷造りという流れになります。
予算を立てる
引っ越しの費用というと最初に思い浮かぶのが荷物の運搬についてでしょう。実際、業者に頼む場合はこの部分に一番お金がかかります。
ですがそれ以外にもいろいろと費用がかかります。予算は余裕をもっておきましょう。予算が足りなくなりキャンセルとなると、タイミングによっては無駄にお金を払うことになります。
キャンセル料についてはこちらの記事に詳しく書いています。
⇒引っ越しを前々日以降にキャンセルすると料金がかかる 段ボールはどうするのか
いつ引っ越しするのか決める
物件探しの時にいつから入居するのか聞かれますし、運送業者への連絡、電気・ガス・水道などのライフライン契約を変更する時の連絡にもいつ引っ越しするのか明確に決まっていると話がスムーズになります。
また、時期によって業者の料金が違ってきますので、引っ越しすると決めたら予定日は早めに決めておくほうがいいです。
業者の利用料金相場や家賃相場は8月が一番低い傾向にあります。詳しく知りたい方はこちらの記事をお読みください。
⇒結局引っ越しは8月が一番得!ただしメリットだけでなくデメリットもある
必要書類の準備
引っ越しに必要な書類は以下の通りです。
- 免許証・保険証などの身分証明書
- 住民票
- 印鑑証明書
- 保証人関係の書類
物件が決まってからでもいいのですが、人によってはすぐに用意できなかったりします。上記の書類をいつまでに用意できるかの確認だけでも先にしておきましょう。
保証人関係の書類は不動産屋から渡されます。物件によっては連帯保証人は代行業者を利用して、緊急連絡先を提示するだけでいいものがあります。その場合もその人のサインが必要です。
下記の記事で書きましたが、お金はかかるものの緊急連絡先も代行で済ませられたりします。
物件探しの時に連帯保証人を立てられるのか代行業者を利用するのか、全て代行で済ませたいのか伝えておくといいでしょう。
物件探しと引っ越しの見積り
いよいよ物件探しとなりますが、この時一番重要となるのが家賃です。ある不動産会社が言うには家賃は収入の30%までにすると無理がない生活ができるということです。
ただ、目いっぱい30%、つまり月収が30万なら家賃9万、月収20万なら家賃6万の物件に住もうと思う必要はありません。
言うまでもなく家賃に払う額が少なければそれだけ他のことに回すお金が増えます。
自分の生活全般を考えて家賃にどれだけ払うかは慎重に決めましょう。
次に、引っ越しに業者を使う場合は見積もりをちゃんとしておきましょう。先ほども言った通りこの部分が一番お金がかかります。
1社だけに見積りをお願いすると高くつくことがありますので、複数社に見積りを出して安いところに依頼するほうがいいです。一括で見積り比較をしてくれるサービスがあるのでそれを利用すると楽に済みます。
契約の確認と住所変更などの手続き
おそらくこれが引っ越しで一番面倒なところでしょう。水道などライフライン関係は忘れないでしょうが、インターネットや新聞契約、雑誌購読などの住所変更手続きや解約など後回しにして忘れていたなんてことはありがちです。
特に口座やクレジットで自動引き落としにしているサービスは忘れやすいのできちんと確認しておきましょう。
荷造り
荷造りに関しては引っ越し業者に全て任せるという方法もあります。おまかせプランといいますが、詳しくしたい方はこちらをお読みください。
⇒【おまかせプラン】荷造り荷解きを引っ越し業者に任せて時短できる!料金の違いと注意点
もちろんその分料金が高くなるので、自分でしたほうが安上がりになります。段ボールを業者からもらうなりスーパーでもらったりして、そこに本など生活必需品ではないものから梱包していきましょう。
その際段ボールに内容物が分かるように書いておくと荷解きが楽になります。
荷造りは引っ越し予定日ギリギリまで伸ばしてしまうと、時間や段ボールが足りなくなるなどトラブルの元になりますので、できるだけ早く済ませておくことをおすすめします。
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