一人暮らしの冷蔵庫は、冷蔵室と冷凍庫が1つずつある2ドアタイプで十分です。
価格帯は1万後半から3万円、サイズは80~140リットルの範囲で選ぶのがいいでしょう。
自炊や買い置きをしたりしなかったりは人によって違います。それぞれのタイプ別におすすめの冷蔵庫を紹介しますので参考にしてみてください。また、後半には冷蔵庫を選ぶ際の注意点を書いています。
自炊しない派
買い置きしないタイプ
食事はお弁当や総菜がメインで、冷蔵庫に保存するようなものもあまり買わないという人は2ドアの一番小さい冷蔵庫がいいでしょう。
小さいと言っても容量は80リットルくらいあるので、スペースはかなり余るはずです。
もっと小さいほうがいいし冷凍庫は要らないという人には、40~45リットルの1ドアタイプもあります。価格は1万円前後。
マンションで冷蔵庫備え付けとなっているとこのタイプのものがあることが多いですね。
コンパクトで場所は取らないですが、氷は作れませんし冷凍食品の保存などもできないので、これ1台では不便を感じることも多いです。1ドアタイプを購入する際にはその辺りをよく考えましょう。
買い置きするタイプ
ある程度買い置きするなら、2ドアの80~90リットルサイズの冷蔵庫がおすすめです。
冷蔵庫の中の場所を大きく取るのは野菜類です。自炊しない人は野菜を買わないでしょうから、80~90リットルでもかなり広く感じるはず。
自炊する派
こまめに買い物に行くタイプ
2~3日に1回は食品を買いに行くというなら、そこまで大きな容量の冷蔵庫は必要ありません。
このタイプの人も、一人暮らしなら80~90リットルまでのもので十分でしょう。
しかし野菜はたくさんの種類を買い、冷蔵保存が必要なものもたくさん買う、あるいは料理を作り置きしたいというならこのサイズでは窮屈に感じることもあります。
余裕を持っておきたいという人は110~120リットルの冷蔵庫がおすすめです。
このサイズの冷蔵庫の中には、冷蔵室だけ大きくて冷凍室は小さいという商品もあるので選ぶ際は注意してください。
まとめ買いするタイプ
買い物は週に1回くらいでまとめて済ませたい、アイスや冷凍食品も結構多めに買うという人は130~140リットルの冷蔵庫があると安心です。
容量が大きくなっても高くすることでスペースを確保しているので場所をとりません。
見た目で選ぶタイプ
冷蔵庫は白物家電と言われますが、それでは味気ないと思う人もいるでしょう。そういった人には、赤やライムグリーンなどおしゃれなカラーの冷蔵庫もあるのでそちらがおすすめです。
冷蔵庫選びの注意点
霜取り機能について
冷蔵庫は霜取りが必要なものと不要なものがあります。霜とは冷凍庫の側面や天井にできる氷の塊で、これをずっと放置しておくと塊が大きくなって冷凍室内がどんどん狭くなります。
霜取り不要なものは冷凍室に霜ができない造りになっているので、霜取りが面倒という人はこちらのタイプを選びましょう。商品説明に霜取り不要と書いてあるはずです。
当然この機能があるほうが値段が高いです。
霜取りは月に1回程度すればいいので、手間だと感じなければ霜取りが必要なタイプの冷蔵庫を買っても問題ありません。
ただ霜取りは乱暴にすると故障の原因になります。
電源を切ってしばらく放置し、霜が簡単に取れるようになってから行ってください。
冷蔵庫の上に物を置くことについて
まず、冷蔵庫の上に直接物を置くのは避けたほうがいいです。これは冷蔵庫は天板から放熱することが多いからです。
冷蔵庫の天板に物を置くと、放熱が上手くできず、冷蔵庫に負担をかけてしまうのです。
何か物を置きたい場合は、収納ラックを使って天板に接触させないようにしましょう。
天板が耐熱仕様になっているものは電子レンジを直接置いてもよかったりしますが、これはレンジには足がついていて本体の大部分は浮いているからだと考えられます。
ただ耐熱仕様になっていても、オーブン機能付きのレンジはかなり高温になるので置くことはできません。
あと耐荷重量の問題があります。説明書に、上にどれだけ重いものを乗せていいのか書かれています。それ以上の重さの物は置けないので注意してください。
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