一人暮らしをすると水道・ガス・電気代といった光熱費を毎月支払う必要があります。
どのくらいかかるかご存じでしょうか?毎月のコストなので、できれば安く抑えたいですよね。
このページでは一人暮らしにかかる水道光熱費の全国平均とその内訳、安くする方法について書いています。
一人暮らしの水道光熱費とその内訳
一人暮らしの一月あたりにかかる水道光熱費の全国平均は、およそ1万1600円ほどです(2020年 e-Stat政府統計の総合窓口より)。ざっくりした内訳は電気代が6000円弱、ガス代が3000円、水道代が2000円、その他の光熱費として1000円弱となっています。
その他というのは灯油などマイナーな資源の費用です。
家賃を除いたひと月あたりにかかる費用は、交際費や雑費込みで平均14万円弱です(2019年 総務省統計局より)。これに対して1万1600円というのは約8%。
家賃を除いた月あたりのコストのうち、水道光熱費は8%を占めるということになります。
ただこの数字は全国の一人暮らしをしている人の平均値なので、生活の仕方によってかなり上下します。
以下に水道光熱費を安くする方法を紹介しますので、参考にしてみてください。
水道光熱費を安くする方法
水道とガスの費用を抑える
水道光熱費を節約する時に一番効いてくるのが、水道を使わない時に蛇口を開いているかちゃんと閉めているかです。
特に入浴時、髪や体を洗う際にシャワーを出しっぱなしにした時と、蛇口を閉めた場合では月の水道・ガス代が結構違ってきます。
エアコンなどの冷暖房費は節約するのが難しかったりしますが、この節約方法は使わない時の無駄をなくすだけなので誰にでもできます。水道を使っていない時はちゃんと蛇口を閉めましょう。
どのくらい違ってくるかというと、入浴時間が比較的少ない男性でも、出しっぱなしにすると月のガス代・水道代合わせて500円以上高くなったりします。
水道費込みの物件を選ぶ
賃貸の中には家賃が水道費込みとなっているものがあります。
使い過ぎれば家主から注意される可能性はありますが、こういった物件を選べば水道費に関してあまり気にしないで済みます。
料金プラン変更で電気・ガス料金を安くする
2016年から始まった電力自由化によってどの会社から電気を買ってもよくなりました。
既存とは違う会社から電気を買うほうが安くなることがあります。また、電気とガスをセットにすると料金が通常より安くなるというプランもあるので利用を検討しましょう。
待機電力を減らすのも少しは効果がある
待機電力はコンセントをつないだ家電が、動いていない時にも消費する電力です。
使用していない家電はコンセントを抜いたり、OAタップのスイッチをオフにすることで待機電力がかからないようにすることができます。
しかしこの待機電力というのは消費される電力の5%ほどとかなり少ないです。
電気料金は基本料金+従量課金(使った分の電気量によって上下する料金)となっていることが多く、そのため待機電力を0にできたとしても電気料金は4%ほどしか安くなりません。
月あたりの電気料金が5000円だとすると、200円くらい安くなるということです。
実際は待機電力を0にすることはできないので、節約できる電気代はもっと少額になります。
コンセントをつないでいる家電が多くなるほど待機電力も大きくなりますが、使っていない家電のコンセントを抜いたりOAタップのスイッチを切ったりするのは割と面倒です。
待機電力を節約するかどうかは、節約できる料金と生活の快適さを天秤にかけて判断しましょう。
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