「契約アンペアの変更で電気代が安くなる」で書きましたが、電力会社との契約アンペアを下げると月々にかかる電気代の基本料が安くなります。
一人暮らしだと家族で住むよりはあまり電気を使わないだろうと、契約アンペアを下げようと思うかもしれませんが、どのくらい下げていいのか分かりませんよね。
このページでは一人暮らしに必要な契約アンペアについて書いていますので、契約アンペアを変える時の参考にしてください。
関西・四国・中国・沖縄電力は契約アンペアを変更できない
関西・四国・中国・沖縄電力は最低料金制であり、契約アンペアというものがありません。
この4社を使っているなら、契約アンペアを変えて節約ということは考えなくていいです。
家電の利用の仕方や、料金プランが適当かどうかだけ確認すれば電気代に関しては問題ないでしょう。
一人暮らしなら契約アンペアは30がおすすめ
だいたい一人暮らしすると契約アンペアは20~30Aになっていますが、30A未満で生活するのは結構厳しいです。
全然電化製品を使わないという人ならともかく、エアコンや掃除機、炊飯器と生活に便利なものは一通り使うという人は20Aは超えます。
電子レンジだけで15Aほど必要なことを考えれば、20A以内に抑えるのがどれだけ難しいか分るでしょう。
エアコンは5Aは超えますから、契約アンペアを20Aにすると電子レンジとエアコンを同時に使うことはできなくなります。
冷蔵庫は常時通電しているはずですし、炊飯器を保温状態で使っていたり洗濯機を使うのにも電気がいりますから、おそらくパッと考え付くよりも電気を消費しています。
契約アンペアを30から20にすると、月々300円ほど電気代が安くなったりするのですが、快適な生活を送るにはやはり30Aは必要です。
契約アンペアを20Aにして生活するには?
家電の中には使用時間は短いものの、多くのアンペアを必要とするものがあります。
代表的なのが電子レンジやドライヤー、掃除機ですね。物にもよりますが、これらは10A以上必要になります。
これらの多くのアンペアを必要とする家電を使う時は他の家電を使用しないという生活をすれば、契約アンペアを20Aに下げてもブレイカーが落ちることはないでしょう。
ただ、やはり日常生活で家電を使う際に常に気を使わなければならなくなります。扇風機以外の冷暖房器具や、炊飯中の炊飯器も結構アンペアを使いますし少し窮屈な思いはするでしょう。
ちなみに契約アンペアの再変更は1年経たないとできません。冬や夏だけ下げてもらうということはできないので、1年を通して一番電気を使う時を基準に判断してください。
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