一人暮らしを始めるタイミングは大学生活や社会人になって働き始める時、あるいは職場にある程度慣れた頃からが多いでしょう。
年齢で言えば高校を卒業した18歳、専門学校などを卒業した20歳、大学を卒業した22歳ごろですね。
何か理由がない限り、働き始める年に一人暮らしを始めるのがおすすめです。
学生のうちはあまりおすすめできない
実家から距離があって通いでは無理、できるだけ早く自立したいなど理由がない限り、学生のうちは実家暮らしがおすすめです。
一人暮らしを始めるととにかく支出が増えます。家賃、水道光熱費、食費、通信費など生活に関わる全ての費用を払わなくてはいけません。
どの地域に住むか、アパートかマンションあるいは学生寮に入るか、生活レベルをどの程度にするかでかなり変わってきますが、毎月10万円程度用意できないと厳しいでしょう。
親からの仕送りを生活費に充てられるなら別ですが、学校に通いながらアルバイトでこれだけの生活収入を得るのは割と大変です。
アルバイトに力を入れるあまり学業に割く時間が減ってしまうと留年する可能性が増えますし、生活費の足しに奨学金を利用する人もいます。
奨学金というのは借金です。借金をして生活していると聞けば「大丈夫かな?」と思わないでしょうか。
それだけ学生で一人暮らしをするのは大変ということです。
お金が十分にあるなら大学生から一人暮らしするのもいい
上記で学生のうちに一人暮らしをおすすめしないと書いたのは金銭面で負担が大きいからです。
なので親からの仕送りだけで十分生活できるなど、金銭面に問題がなければ大学生から一人暮らしをするのもいいでしょう。
早めに一人暮らしをして慣れておくと、社会人になって実家から離れたところで働くことになっても心に余裕が持てます。
親離れ・自立を考えると社会人になるタイミングがいい
一人暮らしはお金がかかるとはいえ、多くの人はいつまでも親に甘えるわけにはいかない、自立して生活したいと考えます。
ではいつから一人暮らしするのがいいかというと、社会人になる年です。
いままで家事をあまりしてこなかった、すぐに自分一人だけで生活する自信がないという人は、学校に通う必要がなくなった段階で職場の近くに部屋を借りて慣れておくのがいいでしょう。
実家から職場が割と近く、通勤できるなら最初の頃は実家に居続け、社会人生活にある程度慣れてきた7~8月に部屋探しをするのもおすすめです。
「結局引っ越しは8月が一番得!ただしメリット・デメリットもある」にも書きましたが、8月は比較的家賃が下がる時期ですし、引っ越し業者の利用料金も低くなるメリットもあります。
初期費用が安くなる可能性もありますし、家賃が数千円でも安くなるのは大きいですよ。
一人暮らしを数年してから実家に戻るのもアリ
結婚する予定がなく、職場が近くて親が許せばという条件が付きますが、一人暮らしを何年かして自分一人でもやっていける自信がついたら実家に戻るのもアリです。
実家暮らしなら自分で払わなければならない分は交際費や娯楽費くらい。社会人になったから月数万円は家に入れるという人もいますが、それでも一人暮らしをするのとは格段に支出が少なくなります。
生活レベルが変わらなければ、少なくとも今まで払ってきた家賃分は毎月貯金できるようになります。
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