日本で縁起が良い日、悪い日を判断する時はたいてい六曜を用います。
六曜というのはカレンダーに書き込まれていることが多い、大安とか友引のことです。
引っ越しは縁起のいい日にしたいなと思っている多くの人は、大安の日にしようと考えがちですが、実は大安とはそこまで縁起がいい日というわけではありません。
反対に言葉の印象では縁起が悪そうな日でも、人によってはその日がベストだということもあります。
このページでは縁起がいい引っ越しに向いた日について書いているので、いつ引っ越しをするかなどの参考にしてみてください。
大安の意味
大安は文字通り大いに安し、悪いことがないという意味です。
つまりマイナスがない日であって、プラスの要素があるとは言っていないのです。
無難な日であることは間違いないので、引っ越し日に大安を選ぶことに問題はありません。しかし、縁起を気にするにしても何が何でも大安に引っ越す必要はありません。
大安の引っ越しは料金が高くなる
縁起を気にする人は日本に結構います。
その人たちが引っ越しをするとなると大安の日を選ぶので、引っ越し業者の利用料金も自然と大安は高くなる傾向にあります。
他にも縁起が良い日があるのに、無難な日を選ぶために数千円なり1万円ほど余計に支払うというのはちょっとバカバカしくないでしょうか?
今まで良くないことがあったなら仏滅に引っ越すのがいい
滅なんて漢字が使われているので、仏滅にはいい印象を持ちづらいと思います。
たしかに仏滅というのは物事が終わる日という意味があるのですが、良いことだけでなく悪いことも含まれます。
つまりこれまで悪いことが続いてきたという人には引っ越しするのにうってつけの日と言えます。
逆にこれまでは順調だったという人は、その流れを止めてしまうかもしれないので避けたほうがいいと言えるでしょう。
午前中に終わるなら先勝が吉日
先勝は午前中が吉とされる日です。
引っ越しが午前中に終わる予定なら先勝の日を選ぶのもいい選択です。
ただし14時からは一転して凶となる日なので、作業はできるだけ手早く済ませましょう。
友引にするなら昼間以外の時間帯に
友引の日には友人を引き込むという意味があります。そのため結婚式にはいいけど、お葬式などをするには向いてない日とされています。
引っ越し自体には良いも悪いもないので、この日に引っ越しするのもいいでしょう。
(もし引っ越しが夜逃げ的な意味合いを持つなら別に日にしましょう)
先負は避けるほうがいい
先勝とは違って先負は午前中がダメな日です。もし先負に引っ越すなら午後にしたほうがいいです。
気をつけたいのは午後になったからと言って縁起良くはならないことです。
無難に過ごすのがいい日とされるので、あまり引っ越しに向いた日ではないでしょう。
赤口に引っ越すのは避ける
六曜の中で最も縁起の悪い日です。
縁起を気にするなら赤口に引っ越すのは避けましょう。
ただ11時~13時の間だけは吉とされる日なので、赤口にしか引っ越しできないならできるだけこの時間帯に作業が納まるようにするのがいいでしょう。
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